ウェブ初心者が仕事をできるまでにやったこと(HTML/CSS)

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僕は2016年1月に WEB の勉強を始め、まったく初心者の状態から同年5月にウェブ制作会社にアルバイトとして入社、そこから勉強を重ねて1年後の2017年4月、社員になりました。

勉強をする前は趣味でホームページビルダーを使ったウェブサイト制作をしたことがありましたが、HTML や CSS はほとんど分からない状態で、画像のパスすら合わせられない状態でした(../って何?というレベル)

そこから WordPress 中心の業務に携わり、Javascript や PHP、ウェブサーバー(Apache)も触れるようになりました。そのために色々独学で勉強していたのですが、初心者の方がこれから勉強するときに何かお役に立てれば幸いです。

ウェブサービスから学ぶ

Progate

https://prog-8.com/

ウェブ上でHTMLを含む様々なプログラミング言語を学ぶことができます。無料会員だと学べるコースなどが限られますが、初心者の方なら十分勉強になります。エディタ等の環境を用意する必要がなく、すぐにプログラミングを開始できる点も良いです。

コードの書き方の道筋をスライド形式で細かく説明してくれるので、今までまったくプログラミングに触れたことがないという方でも取っ付き易いようになっています。逆に、知識がある人だと物足りなくなるかも知れません。

月額1000円ほど支払うと有料会員になり、全コース受講できるようになります。僕は一度有料会員になり、一ヶ月でPHPやRuby、Javascriptなど自分のやりたい言語を一通り制覇して退会しました。本気でやれば1000円でもかなりの知識が身に付きます。

ドットインストール

https://dotinstall.com/

こちらも Progate と似たようなサービスになります。スライド形式で説明してくれる Progate とは違い、実況プログラミング動画のようなものを見ながら一緒にコーディングしていくスタイルです。初めて見た時は、話ながらよくこのスピードでタイピングできるな…と驚きました。

環境は自分で整えなくてはなりませんが、環境構築の方法も動画で詳しく解説してくれるので、今後自分の環境でプログラミングするときにも役立ちます。たまに上手く行かずにグーグル先生にお世話になることもありますが…

こちらも月額1000円程で全コース受講できるようになります。コースの種類がかなりたくさんあるので、最初にどれを受講するか的を絞ってから有料会員になったほうが良いと思います。

また、動画では男性の方が喋りながらコードを書いてくれるのですが、有料会員になると女性の声に変更することができます。僕は女性の声のほうがやる気が出るので変更していました。

書籍から学ぶ

HTML5&CSS3デザインブック

一番最初に購入した本です。基本的なレスポンシブデザインのウェブサイトの作り方が載っています。はじめはわからないことだらけだったので、本に載っているコードをそのまま手打ちしてました。それだけでもかなり効果はありました。

HTML5/CSS3モダンコーディング フロントエンドエンジニアが教える3つの本格レイアウト スタンダード・グリッド・シングルページレイアウトの作り方

二冊目に購入した本です。こちらはかっこいい感じのデザインのウェブサイトの作り方について書かれています。基礎的な組み方がある程度出来る方におすすめです。まったくの初心者だとちょっと難しい内容かもしれません。

Web制作者のためのCSS設計の教科書 モダンWeb開発に欠かせない「修正しやすいCSS」の設計手法

CSS のプロパティについての解説ではなく、「どうやって見やすいCSSを書くか?」というところに焦点を当てた本になります。僕はこれを読んでから CSS の書き方が結構変わりました。CSS を書くなら絶対に読んでおいたほうが良い、読まなきゃダメというくらいオススメです。

ちなみに CSS のプロパティについては スタイルシートリファレンス(目的別)の一番上から順に一つずつ読んで覚えました。もちろん使用頻度が少ないものは覚えなくても良いですが、なんとなく知ってるだけで役に立ったりします。

現場のプロが教える WEBデザイン 新・スタンダードテクニック37

よくあるパーツの組み方などがたくさん紹介されています。組み方の勉強の本というよりは、手っ取り早くコピペするための本、という感じです。使う用途があまりなかったので、パラパラ読んで終わってしまいました。

さいごに

HTML/CSS に関しては書籍はあまり購入しませんでした。というのも初心者向けの本が多い事や、実務では保守業務が多かったためトリッキーなことしないと修正できなかったり、コードが汚すぎてあえてそれに合わせて書かないといけない場面があったりで、本よりも実務で学ぶことが多かったためです。

こちらで紹介した本を使うのも良いですが、2016〜2017年くらいの書籍のため、まずは本屋などで立ち読みしてみて分かりやすそうだと思った本を一冊購入してみることをオススメします。